面談と商談、どちらの記録も残るようになった|株式会社ノヴァリス

株式会社ノヴァリスでは、求職者との面談と企業との商談の両方をAitaneが自動で記録。推薦時に必要な経緯を記憶に頼らず取り出せるようになり、人にしかできない対話に時間を使えるようになりました。

NOVALISのロゴを配した株式会社ノヴァリスの導入事例サムネイル

株式会社ノヴァリスは、「努力が報われる世の中を作る」をミッションに掲げ、人材マッチング、生成AIを用いた人材育成・教育プログラム、採用支援の3つのサービスを提供する会社です。

人材紹介は、求職者との面談と企業との商談が並行して進みます。同社がAitaneをどう使い、記録の負担をどう手放したのかをまとめました。

導入のポイント

  • 求職者との面談と企業との商談の、どちらも自動で記録される
  • 推薦時に必要な経緯を、記憶やメモの断片ではなく記録から取り出せる
  • 面談中にメモを取らないため、相手の話に集中できる
  • 記録が残ることで、複数回にわたる選考プロセスの経緯を追える

「Unleash Your Potential.」を掲げ、AI時代の人材事業を進める

株式会社ノヴァリスは2024年8月に設立された会社です。「AIと共に進化し、人が『人にしかできない価値』を活かし自己実現できる未来へ」という考えのもと、3つのサービスを運営しています。

  • 人材マッチングサービス: 企業の成長を支える人材を紹介し、キャリアカウンセリングから採用フォローまでを一貫して支援
  • 生成AIを用いた人材育成・教育プログラム: 次世代リーダーの育成から専門スキルの向上まで、生成AIを活用した実践的なプログラムを提供
  • 採用支援サービス: 採用課題に寄り添い、戦略立案から実行まで一貫してサポート

生成AIの研修やツール開発を自ら手がけている会社でもあり、社内の業務についても「AIに任せられるものは任せる」という前提で選定を進めています。

導入前の課題:記録すべき対話が、二重にある

人材紹介の営業は、記録すべき対話が二方向にあります。

  • 求職者側: キャリアの経緯、転職の理由、条件の優先順位、迷っている点
  • 企業側: 求める人物像、選考で重視する観点、過去に見送った理由

どちらも、次のアクションを決めるために欠かせない情報です。しかし面談中にメモを取ろうとすると相手の話に集中できず、後からまとめようとすると細部が抜け落ちます。

さらに、1件の紹介が決まるまでには面談・推薦・面接調整・フォローと複数の接点があり、期間も長くなります。「あの人が転職を考え始めた理由は何だったか」を数週間後に思い出せない、という状態が起きていました。

選定理由:対話の質を落とさずに記録が残ること

重視したのは、記録を残すために対話の質を落とさないことでした。キャリアカウンセリングは相手の言葉を引き出す仕事で、画面に目を落としてメモを取る時間が増えるほど、聞き出せる情報は減ります。

Aitaneは会議に同席して記録を作成するため、面談中に手を動かす必要がありません。生成AIを扱う事業を持つ同社にとって、AIが記録を担うという発想そのものにも抵抗がありませんでした。

活用方法1:求職者との面談を、そのまま記録に

カレンダーに登録した面談にAitaneが参加し、会話の内容から記録を作成します。担当者はメモを取らず、相手の話と、その場で返す言葉に集中できます。

キャリアの経緯や希望条件のような聞き取りの多い面談ほど、後からの振り返りに記録が効きます。「条件のどれを優先すると言っていたか」を、記憶ではなく記録で確認できます。

活用方法2:企業との商談も同じ場所にためる

求人を預かる企業との商談も同様に記録され、顧客情報として蓄積されます。求める人物像や選考の観点が残るため、推薦の精度を上げる材料になります。

求職者側と企業側の記録が同じ場所にたまることで、「この求職者のこの経験は、あの企業が重視していた点に当たる」という接続を、担当者の記憶に頼らず行えます。

活用方法3:長い選考プロセスの経緯をたどる

人材紹介は、初回面談から入社までの期間が長くなります。その間に担当者が扱う案件は増え続けるため、過去のやり取りを正確に思い出すことは難しくなります。

蓄積された記録を検索すれば、いつ誰と何を話したかを確認してから次の連絡に移れます。選考が長期化した案件ほど、記録の有無が対応の質を分けます。

導入効果:記録を残す作業から、人にしかできない対話へ

面談後にまとめていた記録づくりがなくなり、その時間を求職者へのフォローと企業への提案に充てられるようになりました。

  • 面談中にメモを取らないため、相手の話に集中できる
  • 記録の残らない面談・商談がなくなり、あとから経緯をたどれる
  • 推薦時の説明を、記憶ではなく記録に基づいて組み立てられる

「人が『人にしかできない価値』を活かす」という同社の考え方は、記録のような作業をAIに任せ、対話と判断に人の時間を使うという運用と重なります。

導入を検討する企業へ

人材紹介のように、対話そのものが商品である仕事では、記録の作業が対話の質を削ってしまいます。面談の回数が多い組織、選考プロセスが長い組織ほど、記録を自動で残せることの効果は大きくなります。

まずは面談の多い担当者から使い始め、求職者側と企業側の記録が同じ場所にたまる状態をつくるところからが始めやすい進め方です。

企業情報

  • 企業名:株式会社ノヴァリス
  • 代表者:代表取締役社長 宮澤 隆平 氏
  • 所在地:東京都目黒区鷹番2丁目20番20号 イニッゾ学芸大学5-17
  • 設立:2024年8月27日
  • 資本金:500万円
  • 事業内容:有料職業紹介事業並びにそれに関するコンサルティング、人材の育成並びに人材教育事業、不動産の管理、生成AIを用いた研修及びツール開発
  • 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-317669
  • 公式サイト:株式会社ノヴァリス